近隣の競合物件との違いを明確にアピールする
近隣の競合物件との違いを明確にアピールする
不動産オーナーの方は、「入居者を連れてくるのは、不動産会社の仕事」と勘違いされている方が非常に多いのです。実際に「入居者を連れてくるのは、不動産オーナー」の仕事であって、そのひとつの方法として不動産業者がいるだけに過ぎないのです。
なぜ、不動産会社任せだといけないの?
不動産会社は、あなたの賃貸物件でなくても良いのです。自社が管理している物件に入居者を連れてくることができれば、不動産会社の報酬は発生します。極端に言えば、入居者が自分の会社経由で選んでくれればどこでもいいのです。
そのため、ひとつの賃貸物件を強烈にアピールしたり、贔屓したりすることはあまりありません。もちろん、多額の広告費などを入れてもらっているのであれば別ですが、基本的には入居者の以降に合わせて、その条件にあった物件を案内するのです。
つまり、ほかの物件よりも、この物件が「ここが違っていて、ここが優れたポイントだ」という入居者が知りたい明確な情報は、不動産会社の営業マンから伝えられるケースは少なく、ほかの物件を落とすようなことは言いたがらないのです。
しかし、実際に入居者に決めてもらうために必要な情報というのは?
「ほかの物件とこの物件はここが違って、だからお得」という情報だけではないでしょうか?
不動産オーナーがすべきこと
- 具体的な競合物件と違うセールスポイントを明確にすること
- セールスポイントには具体的な数字や相場観などリアリティを持たせる情報を入れること
- そのセールスポイントを不動産業者に言ってもらうこと
- そのセールスポイントを不動産業者が掲載しているHPに入れてもらうこと
- そのセールスポイントを明確にしたホームページを自分で持つこと
なのです。少しでも空室を減らすためには上記のような不動産オーナーが主体となった努力が必要なのです。